難聴の原因はさまざま

難聴の原因の多くは加齢性難聴であり年齢と共に聴力が衰えてきますが、それ以外にたくさんの原因があります。

耳垢が詰まっている耳垢栓塞、さまざまな中耳炎、突発性難聴、メニエール病・・・中には珍しいですが腫瘍性の病気が隠れていることがあります。

それらを診断、治療できるのが耳鼻咽喉科です。

難聴の診断と治療ができるのは医師のみ

日本では難聴の原因を診断する、またそれを治療することは国家資格のある医師以外ではできません。近くの眼鏡屋さんなどで聴力を調べてもらうことは店舗によっては可能ですが、その原因を特定・治療することはできません。

難聴の原因となる病気の診断のためCTなどさらなる検査が必要になることがあります。

必要であれば総合病院に紹介させていただきます。

難聴の診断の前に補聴器を購入した場合

治療して治るはずの難聴なのに、原因を特定する前に補聴器を買ってしまったという事態も起こりかねません。

また総合病院で精密検査を受けないといけない難聴なのに、よくある難聴だからとそのまま放置してしまうことがあってはいけません。

診断の前に補聴器を装用すると難聴の悪化や、耳を傷つける恐れがあります。

医師による診断のもとに補聴器を装用することをお勧めします。